クレジットカード利用は借金なのか

クレジットカードに対するマイナスイメージは相当根深いものがあると感じています。ここで話題にしたい項目は、「1回払い」や「一括払い」は借金か?であり、その他の「リボ払い」や「複数回払い」、「キャッシング」については、筆者も借金だと考えています。
1,000円以下の決済でクレジットカード利用は全体の14%
筆者は1,000円以下の決済の場合、電子マネーで行うことが多いです。とはいうもののクレジットカードからチャージを行ない、その際のクレカポイントは、しっかりいただいています。クレジット払いと同等のポイントを得ています。
日銀の金融広報中央委員会「知るぽると」の報告書「家計の金融行動に関する世論調査 令和2年調査結果」(PDFファイル17ページ中段グラフ)では、1,000円以下の支払いクレジットカードを使用した割合が2019年から2020年の間に、9.1%から14.1%に増加したとしている。
筆者は随分まえから躊躇なく数百円の支払いをクレジットカードで行ってきましたが、いまや14%の人が仲間になっていたとは少し驚きました。
一括払いには、金利がかからない
借金には金利がかかります。借りた額よりも支払額が多くなるのが常です。ですが、クレジットカードの一括払いにはこの金利がかかりません。「グレイスペリオド」と呼ばれ、最大57日間もの支払猶予期間が設けられます。
支払いの猶予であり、金利がかからない「仕組み」ととえれば、後ろめたい借金と同義とくくるのは違和感があります。一般的には、商品を受け取ったのに財布からはお金が減っていないことによる違和感の方が大きいのでしょうか。
いずれにせよ、筆者はクレジットカードの「上手な使い方」を心がければ、これは借金ではないという姿勢です。
クレジットカードの上手な使い方
まず、電気料金、水道料金、ガス料金、家賃、NHK等、各種会費は、銀行引き落としにせず、クレジットカード払いが良いと思います。支払った分のポイントが返ってきて、且つクレジットカードの明細に記録が残るからです。昨年の同じ月と比較して使いすぎていないか確認出来るようになります。
次に、コンビニの決済で使うのです。意外と思われますが、少額であれば使いすぎても、生活に困窮する可能性は低いでしょう。なにより後から支払いの明細をしっかり見て、使い過ぎを反省することが出来ます。現金払いでは後からわからず、有耶無耶になってしまいます。
まとめ
- クレジットカード払いは、すでに浸透しつつあり、一般化しつつある。
- コロナ禍で現金払いは少なくなってきている。とはいえ決済方法のNo.1は、まだまだ現金払い。
- 抵抗がある人は、公共料金の支払いから始めてみましょう。
- 使った場合、明細が残ります。振り返り、反省などに活用できます。
- リボ払いやキャッシングは、借金です。自重しましょう。ご利用は計画的に。

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節約術や市場急落時にメンタルの支えになる情報を発信しています。|50代メーカー勤務、研究開発に従事中。|2004年に投資開始、個別株,信用取引⇒FX⇒リーマン遭遇⇒米国株ETF⇒現在S&P500投資信託eMAXIS Slimをほったらかしで運用中。
千葉県在住。
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