eMAXIS Slimの総口数推移をグラフで見てみよう
筆者は、eMAXIS Slim米国株(S&P500)を毎月、積立購入しています。このまま積立を続けても大丈夫なのか判断する材料の一つに投資信託が「買われ続けられている」かどうかを見ています。
でも、何を見たら「買われ続けられているか」がわかるのでしょうか? 総資産額をみても株価の上下動が影響しますので、買われ続けられているかどうかわかりません。
じつは「買われ続けられているか」を見極めるには「総口数」を調べる必要があります。総口数は「純資産総額÷基準価額」で計算できます。
eMAXIS Slimで比較してみる
eMAXIS Slimシリーズで最も総資産額が大きいのは、eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)です。
他に筆者が気にしている銘柄は、
があります。
これらの現在(2026/2/27時点)の総資産額、基準価額、総口数をまとめてみました。
| シリーズ名 | 純資産総額 (億円) | 基準価額 (円) | 総口数 (億口) |
|---|---|---|---|
| 米国株(S&P500) | 102,652 | 39,424 | 26,038 |
| オールカントリー | 102,847 | 34,542 | 29,774 |
| 8資産均等型 | 4,856 | 20,971 | 2,316 |
| TOPIX | 6,108 | 31,026 | 1,969 |
純資産総額を見ると、
・米国株(S&P500)は10兆円を超えた
・オールカントリーがS&P500を超えた
・TOPIXが6000億円を超えた
といった状況です。
どれも順調に伸ばしている様子がうかがえます。
総口数の推移をグラフにして比較してみる
では、総口数を計算して推移を見てみます。
米国株(S&P500)

年初からも勢いは衰えていない様子です。
筆者はこれを見て安心しております。
オールカントリー

2024年初から急激に口数が増えています。勢いは米国株以上です。
投資先内訳は、
- 全体の6割が米国です。
- 新興国はおよそ10%です。
- 日本の比率はおよそ5%です。
目論見書には、「日本を含む先進国および新興国の株式市場の値動きに連動する投資成果をめざします」と書かれています。
構成比は2024年9月から2025年9月の間に
- アメリカが0.5%↓
- 中国が0.5%↑
- インドが0.5%↓
- 台湾が0.2%↑
- 日本が0.2%↓
- 新興国の比率が0.2%↑
2025年9月末時点の比率

2024年9月末時点の比率

8資産均等型

8種の投資先を均等にリバランスしながら運用される投資信託です。
目論見書には「日本を含む世界各国の株式、公社債および不動産投資信託証券市場の値動きに連動
する投資成果をめざします」とあります。

株式だけでなく、債券、リートにも分散したい人向けです。
こちらも、年初からの勢いは衰えていない様子です。
TOPIX

オルカン同様、2024年初から急激に口数が増えています。
勢いはオルカン以上です。
ですが、口数は遠く及びません。
1年間の口数上昇率比較
1年前からの口数の上昇率をグラフに表してみました。

- オルカンがS&P500の純資産総額を上回った。
- オルカンとTOPIXの口数上昇率が大きい。
- S&P500とオルカンの総口数の大きさが際立っている。
TOPIXの口数上昇率が高いとはいえ、基準となる1年前の総口数が小さいため、S&P500やオルカンに比べて流入している金額は遥かに小さいです。
まとめ
- 買い続けるか否かは、「総口数」の増減が判断目安の一つになります。
- eMAXIS Slimシリーズの多くは、株価の上下に関係なく安定して総口数を伸ばしています。
- 「8資産均等型」以外は、株式のみへ投資する投資信託です。
全体的に口数増加が堅調であり、特に2024年初からはリスク資産への投資が増えている状況が伺えました。
新NISAの効果が顕著に表れていると思われます。
おススメ書籍
投資において「インデックス投資」以外は「敗者のゲーム」であることを実例を挙げて説いています。










