インド、年内に「人口世界一」に
インド、すでに人口世界一か
ブルームバーグから引用
約60年ぶり減少に転じた中国が首位陥落
1950年代から続いた中国の「人口世界一」が今年、入れ替わるようです。
追い越されたからと言ってすぐに経済の中心がインドにとって代わることはないでしょう。
しかし、人口の減少は間違いなく衰退に向かいます。
中国の人口は2022年に減少に転じたと予想されています。
米国は横ばい、日本とEU諸国は年々減少しています。
投資先としてのインドは
日本貿易振興機構(JETRO)によりますと、
インド、2022年度第2四半期のGDP成長率は6.3%(2022年12月06日)
インド統計・計画実施省(MOSPI)は11月30日、2022年度第2四半期(7~9月)の実質GDP成長率(2011年基準)推計値を前年同期比6.3%と発表した(添付資料表1参照)。2020年度第3四半期(10~12月)以降、8四半期連続のプラス成長となったが、前期〔2022年第1四半期(4~6月)〕成長率13.5%と比べると、伸び率は鈍化した(2022年9月8日記事参照)。
JETROから引用
コロナによる経済低迷と高インフレの影響もあったのか、GDP成長率は減少傾向。
しかし、4~20%の成長率を保っています。
人口の増加とGDP成長率の増加の事実は、投資先として無視できないと考えています。
インドへ投資する方法とは
現在、インドへ投資を行うには、どのような方法があるのでしょうか?
「eMAXISSlim全世界株式」の指標であるACWIの国別構成比でインドは1.4%の割合です。
この1.4%と同じ投資先でかつ安価なインデックスファンドはあるでしょうか?
結論からいうと、まだありません。
いまある投資信託は、いずれも信託報酬が1%以上、かつ流動性が乏しいため、安定して利益を出すことは難しいと思われます。
eMAXISSlim全世界株式を購入することで、インドにも投資しているとするのが最善と思います。
インド株が成長すれば、1.4%の割合も徐々に増えていきます。
中国からインドへ
筆者は現在の中国がちょうど日本の1991年のバブル崩壊前夜のように見えています。
崩壊しなければそれに越したことは無いのです。
しかし、低成長期に突入した時のことを想定しておくことが必要と思っています。
そうした時、次に急成長を始める国はインドだと考えています。
おススメ書籍
株価低迷時に腰を据えて読んでおきたい本です。