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つみたてNISAの仕組みや一般NISAとの比較☆

2021-04-03

2018年から始まったまだ新しい仕組みのつみたてNISAは、どんなメリットがあるのか、どんなことに注意が必要なのかまとめてみました。

通常の売買をおさらい

通常の株や投資信託を売買したとき、儲けが出た場合は、儲けた分のおよそ20%を税金として納めなくてはなりません。納める方法は、売却時に証券会社が代行徴収してくれる「特定口座-源泉あり」と年末調整時に税務署へ一括支払う「特定口座-源泉なし」があります。「一般口座」という選択肢もありますがあまり一般的ではありません。

また、株や投資信託を買うときに「特定」と「一般」のどちらか一方を選ぶことが出来ますが、特定口座を使っている場合は、「特定」を選んでおくのが良いでしょう。特定口座であっても一般口座の扱いで購入することが出来るため、ここに選択枝があるだけです。

つみたてNISAは儲けた分の税金が非課税になる

通常、儲けの20%の税金を納めなくてはならないところ、これがゼロになるというのだから効果は絶大です。やらない手はないですが、様々な制約があります。

年間の購入枠が40万円まで

その年の1月1日~12月31日間に新たに購入できる金額が40万円までです。この枠で買った株を売却したとしてもこの枠は戻りません。

購入は積立のみ可能です

定期的に購入しなくてはなりません。毎日、毎週、毎月などに設定を行い、繰り返し、購入することが必要です。

非課税期間は20年間、途中の売却が可能です

積み立てた株や投資信託の儲けにかかる税金は、購入した年から20年間非課税となります。もちろん20年経たずに売却することが可能で、その場合でも儲け分の税金は非課税です。また、20年経ったら売却が必須なわけでなく、通常の口座(特定口座 or 一般口座)に移されます。移された後の儲けには税金がかかりますが、移された時点での利益には20年以降も税金がかかることはありません。

移された時点で儲けが出ていればよいですが、仮に20万円損をしていた場合、そしてその後、20万円分値上がりしトータルで取り返したときは注意が必要です。移した時点の評価額が基準となるため、その後の20万円が儲けとなり、20万円×20%=4万円が税金として徴収されます。トータルではゼロのはずが税金がかかってしまうという仕組みです。

20年後、持ち越し制度(ロールオーバー)は無し

通常NISAは、5年後のロールオーバーがあり、最大9年間、非課税で保持可能です。つみたてNISAは、20年後のロールオーバーはありません。

選択できる株、ETF、投資信託が限られる

すべての株、ETF、投資信託を選べるわけではありません。選択肢が限られます。米国株のインデックス投資信託は、一部選択可能となっています。

一般NISAとどちらがお得なのか

現在の一般NISAは2023年まで購入可能で、2024年からは制度が変わります。今後もその時折の情勢で制度が変化するものと思われます。現時点で2037年まで制度が維持されるつみたてNISAと正確に比較することは困難です。

つみたてNISAで2021年現在から2037年まで毎年満額積み立てたとすると、680万円の投資が可能です。そして購入から20年は非課税です。仮にその間、毎年2%値上がりを続けたとするシミュレーショングラフは以下の通り。

2037年に投資した40万円の非課税枠が終了する2056年には、全体で330万円もの非課税な儲けとなりました。また、2021年に投資した40万円は、2040年に19万円強の非課税な儲けを生み、その後、(継続的に)2056年までに22万円強の課税される儲けを生みます。

課税される儲けのトータルは179万円であり、税率20%を差し引くと143万円が残ります。先の非課税分330万円と合わせると、473万円の儲けとなります。この計算の前提は、投資した株価等が毎年2%値上がりするというもので、仮に日経平均株価に当てはめると、現在のおよそ3万円の株価が、(2056年には)6万円に上昇していることになります。

日経平均株価が6万円!? そんなことあり得ないと思うなかれ、日本ではなく米国株ですが、S&P500指数の35年前(1986年年初)の値は、211ポイントでした。現在のS&P500指数は4,000ですので、およそ19倍です。日経平均株価が6万円になるには、今の3万円の2倍ですから容易たやす?ものです。※筆者の妄言ですので信じてはいけません。

このように捕らぬ狸の皮算用ではありますが、制度の存続が2037年までと決められていますので、このようなシミュレーションができるつみたてNISAを筆者はおすすめしたいと思います。

まとめ

  • 儲けにかかる税金が非課税ですので、とてもお得な制度です。
  • 恩恵を受けるためには制限があります。40万円/年の購入金額制限、周期的な積立での購入が必要です。
  • 非課税期間は20年です。20年を超えると通常の口座へ移されます。(売却されるわけではない)
  • 一般NISAとの比較は、制度の維持年数があまりに違うため、判断が難しいです。
  • 長期投資であれば、先を見通すことの出来るつみたてNISAがおすすめ。

おまけ

※投資判断はご自身で行ってください。

筆者は責任を負いません

もし、毎年5%の値上がりが続いたらどうなるのでしょうか。その場合、日経平均株価は16万5,000円辺りまで上昇しています。もっとも、その時は物価も数倍になっているのでしょうけどね。

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