バブルなのか?S&P500指数が初の4000越え

「バブルだから、今から投資するのは止めて少し待った方が良い。」とか「近く、世界規模の暴落が始まる」といわれておりますが、その様なこと誰もわからないのがマーケット(市場)です。
S&P500指数が4000を超える
多額の補助金が市場に流通することでお金が余っている人や事業が発生し、このお金が株などの投資に回っているとのことです。この現象が、世界中で同時に発生することは、過去に例は無く、歴史上初めての出来事と思われます。
S&P500最高値、初の4000台-景気への楽観強まる
S&P500種は初めて4000を上回って終了。バイデン大統領が打ち出した2兆2500億ドル(約250兆円)規模のインフラ計画が意識された。2日発表の雇用統計では、5カ月ぶりの大幅な雇用増加が予想されている。相場上昇を主導したのはテクノロジー株だが、バリュー株も堅調だった。
Bloomberg 2021年4月2日
著名な投資家はどう見ているのか
ウォーレン・バフェット
日本は株価の上昇が他国よりも出遅れている(割安)とみて、ターゲットとしたのでしょうか?バフェットが注目しているという情報だけで、世界中が日本株を買っているのでしょう。
ウォーレン・バフェット、日本株で大きな利益…5つの商社株が半年で23%上昇
ウォーレン・バフェット(Warren Buffett)のバークシャー・ハサウェイ(Berkshire Hathaway)は、5つの日本の商社への投資で14億ドル(約1480億円)の利益を上げた。
「投資の神様」が所有するコングロマリットは、2020年8月末に伊藤忠商事、丸紅、三菱商事、三井物産、住友商事の株式を5%取得したことを明らかにした。同社は、過去12カ月間でその株式を購入したと語っていた。
BUSINESS INSIDER 2021年2月18日
ジム・ロジャーズ
今年の終わりまでに崩壊するから、現金を持てと。ここでも日本円は悪くないと言われています。金や銀も良いそうです。
「今年の終わりまでにバブル崩壊が起きる」ジム・ロジャーズが提案する今、買うべきモノ
最近の世界の金融市場は、長期間続いた強気相場の最終局面に達していると考える。米国に関しては確実にそうだが、日本や中国では強気相場がもっと続く可能性がある。日経平均3万円超えも十分予想の範囲内だ。ー中略
ー バブル崩壊に備えて、資産を現金や銀行預金にしておくのもいいと思う。おそらく現金が一番安全だろう。ただし持つなら「正しい現金」を持つべきだ。間違えた通貨を保有していたら、大きな損失を被る可能性が高い。日本円は現時点では悪くないだろう。ー中略
ー 株の空売りに慣れている人は空売りを仕掛けてもよいだろう。そうすれば、株価下落時にも儲けることができる。ポートフォリオを守るためには金や銀を買うべきだ。現時点では銀が金より割安なので、どちらかというと銀のほうがおすすめだ。私は金や銀を保有しているが、どこかでさらに積み増すだろう。
PRESIDENT WOMAN 2021年3月1日
誰を信じればいいの?
筆者は、こういった投資家の話をあまり信じていません。表向き売るといって、実際は買っていたということもあり得ます。「昨日は売るといったが、今朝、気が変わった」といえば済む話ですし。
「これはバブルではない」と思った時に崩壊する
まず、「いまはバブルだ」と言う人がどっと増える。そして徐々に「これはバブルではない」と言う人が現れ、バブルだという人が減る。この時点ではまだ大丈夫であるが、その先に、半数以上の人が「これはバブルではない、まだ大丈夫だ」と言い始めた時がバブルのピーク、崩壊前夜であるというわけですね。
ある種の哲学みたいで興味深いですね。
日経平均3万円超えは誰が買っているの
株の売買においては、誰が買っていて、誰が売っているかを知ることが出来ます。「投資主体別売買動向」という資料です。この資料で注目すべき点は、「海外投資家」の欄です。2021年1月、2月は、大きく買い越しています。3月前半は買い越しでしたが、最終週に売り越しています。4月はどう動くのでしょうか?
2021年度が始まりました
2021年度が4月1日からスタートしました。今はワクチンの効果による先高感と、急激に上昇した株価に対する警戒感が入り混じっています。
とはいうものの、先を予測できない市場に対し、筆者は引き続きコツコツと貯めたお金を投資し続けていきたいと考えています。
そして、何よりも外出できないことによってお金が貯まりました。このお金をどう生かして行こうかと考えるとちょっとワクワクしています。
2021年は“資産形成”のチャンス? 専門家「機会を逸したとあきらめる必要はありません」
新型コロナウイルスのワクチン接種開始への期待感や一部企業の業績が堅調なことが好感され、東京株式市場の日経平均株価がバブル経済期の1990年8月以来、30年半ぶりに3万円の大台を突破した。過熱する株価上昇には警戒感もあるが、それでも今年は、資産形成への一歩を踏み出す好機なのだという。ー中略
ー 「この1年で、『外食を減らせばその分お金が浮き、資産形成の原資が捻出しやすくなる』といったことを、実体験として学んだ人は少なくないでしょう。2021年は、こうした経験則も活かしながら、家計を『資産形成体質』に変えるチャンスの年かもしれません」
SankeiBiz 2021年2月21日
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節約術や市場急落時にメンタルの支えになる情報を発信しています。|50代メーカー勤務、研究開発に従事中。|2004年に投資開始、個別株,信用取引⇒FX⇒リーマン遭遇⇒米国株ETF⇒現在S&P500投資信託eMAXIS Slimをほったらかしで運用中。
千葉県在住。
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