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投資信託 eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)をおすすめする理由

2021-01-30

なぜ米国株のETFである、VOO(Vanguard 500 Index Fund ETF)やVTI(Vanguard Total Stock Market Index Fund ETF)ではなく、日本で販売されている投資信託 eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)をおすすめするのかを紹介します。ご参考になれば幸いです。

投資信託の売買にかかる手数料と選定目安

よい投資信託を選ぶために、購入から売却までにかかるコスト(税金と手数料)を調べます。

項目選定の目安支払頻度
販売手数料無料購入時のみ
信託報酬0.5%以下(年率)毎日
(日割り)
信託財産留保額換金額の0.3%以下。売却時のみ
税金譲渡益の20.315%
(NISAなら0%)
売却後
購入から売却までにかかるお金

販売手数料

今ですと、無料で購入できるものが増えてきました。「ノーロード」と呼ばれいます。利益を最大にするためにも「無料」にこだわりたいところです。

信託報酬

信託報酬は日々算出される基準価格にあらかじめ設定されている年率を掛けて、365日で割ります。その値を保有口数を掛けた額を平日、土日、祝日問わず毎日支払います。当然、年率の低い方を選ぶのが良い選択です。

信託報酬額
(日割り額)
信託報酬基準価格保有口数
A%
年率
B円
1万口当たり
の額
C口
日割り信託報酬金額

信託財産留保額

信託財産留保額とは、売却時に支払う手数料です。投資信託は本来、頻繁に売買するようには設計されておらず、売却すると残った投資信託を保有し続けている人に負担がかかることになっています。この負担を売却した人にも負担してもらおうという仕組みです。最近では、この信託財産留保額が無しという投資信託も増えています。

税金

譲渡益が出た場合は、譲渡益額の20%余りを支払う義務があります。NISAを活用すると回避できますが、万能ではありません。一方、1年間(1月~12月末日)の譲渡益がトータル20万円以下(諸条件有り)であれば非課税になります。税金の率は非常に高いですが、筆者は普段の生活を安心して暮すための対価と思って前向な気持ちで収めています。

手数料は安さに徹底的にこだわりましょう

さまざまな投資信託がある中でまず、筆者は米国株に投資を行おうと決めました。(この決定経緯については後で紹介)米国株に投資するにあたって最も手数料が安いのが投資信託であり、eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)だったのです。今は、SBI・バンガード・S&P500が最も安いです。

「支払う手数料の安さ」で運用益は左右されます。ましてや毎日かかる手数料ですので一番こだわるべきは、信託報酬であると筆者は考えています。仮に年間の平均保有資産額を1,000万円として計算した結果が以下の表です。

銘柄信託報酬信託報酬額(年間)
eMAXIS Slim米国株式(S&P500)0.0968%9,680円
SBI・バンガード・S&P5000.0938%9,380円
(比較用)三井住友TAM
世界経済インデックスファンド
0.55%55,000円
信託報酬はSBI証券取引画面から引用

そして、仮に10年の間、この状態(平均保有資産額1000万円)で推移したとすると表の信託報酬額の10倍のお金を支払うことになります。eMAXIS Slim米国株式(S&P500)とSBI・バンガード・S&P500の差額は3,000円ですが、SBI・バンガード・S&P500と世界経済インデックスファンドを比較すると456,200円の差額になります。これは無視できないでしょう。もし、信託報酬が2%と0.1%の差があったら10年で190万円の差になります。

手数料は投資信託よりETFのほうが安いのではないか

米国株のETFであるVOO(Vanguard 500 Index Fund ETF)について調べました。

  • 日本の証券会社で購入、売却するとき、売買手数料がかかります。
  • 年間の信託報酬が0.03%程度かかります。
  • 年4回の分配金に米国で10%、日本で20%、トータル28%の税金がかかります。
  • (日本の証券会社には)分配金を自動的に再投資する仕組みがありません

購入時の手数料を抜き(ゼロ)として、信託報酬0.03%+年平均配当2%×0.28%=0.59%となり、投資信託の方が安い結果となりました。実は投資信託からの分配金は自動で再投資されるため、税金を支払うことなく、手間なく投資を続けることが出来ます。

筆者は、この手間なく「ほったらかし」で続けられる点で、投資信託をおすすめしております。(安さも理由の一つですが)

なぜ、日本の投資信託をえらぶのか

投資先はS&P500指数のインデックスファンド(いわば米国の株)なので「日本の投資信託」と書くと紛らわしいですが、日本の銀行、証券会社が販売している投資信託という意味です。これを選ぶ理由は…

  • 目論見書、月間レポート、分析結果などが日本語で書かれている。
  • 筆者は外国投資における為替ヘッジは必要無しと考えている。(米ドル、ユーロなど主要通貨に限る)
  • 購入時の手数料が不要。(外国ETF直接購入では為替手数料などが必要)
  • NISA枠があれば、税金の支払いをゼロに出来る。

書類が日本語で書かれていることは筆者としてはとても大事です。内容を突き詰めていけばS&P500内の構成比率等の資料に行きつき、英語で読むことになりますが、とっかかりが日本語であってハードルが低いことは勉強等を始めるときに役立ちます。

※為替ヘッジについての筆者の考え方は別の機会に記事にしたいと思っています。

いわずもかな、外国の株やETFを購入しようとすると米ドルやユーロ等の外国通貨が必要になります。円から外国通貨に両替するときには手数料がかかり、投資結果の足を引っ張ります。裏技的にFXを利用して低コスト化を実現することもできますが100万円以上を一括で両替する必要があったりとハードル高めです。

S&P500インデックスファンドの利点?

ファンドの種類

ファンドの種類には、S&P500インデックスファンドのように特定の地域とカテゴリ(株とか債権とか)に連動する物と複数の地域とカテゴリを程度良く組み合わせている物(以下バランスファンド)があります。一般的に言われている指針として「すべての卵を一つのカゴに盛るな」があります。株や債券、地域を分散してバランスよく投資しましょうということですが、バランスファンドはこの指針に沿ったコンセプトで作られています。

ほったらかすためには

筆者のコンセプトに「ほったらかし」がありますので、一見このバランスファンドの方が長期間、ほったらかしに出来るように思えます。でも実際、筆者は主にS&P500インデックスファンドに投資しています。では、その理由とは…

銘柄投資対象リバランス
S&P500
インデックスファンド
米国株式不要
バランスファンド先進国株式や債券
新興国株式や債券
必要な時がある

投資に対する考え方は多々あり、どう運用するかは個人の責任であります。筆者は「ほったらかし」するためにリバランスすることも極力省きたいからという理由で「すべての卵を一つのカゴに盛るな」という格言を無視し、米国株式に重点的に投資しています。※筆者の性格上、リバランスすると決めたらとことんやらないと気が済まないのです。この場合、売却手数料や税金ばかりかかって儲かりません。

リバランスの必要性

バランスファンドに投資したからといって頻繁にリバランスが必要になならないでしょう。先進国株式と債券、新興国株式と債券の4つに25%ずつ投資を行うバランファンドがあったとします。世界の景気が絶好調で先進国株式と新興国株式が非常に高騰した場合、25%ずつのバランスが崩れていきます。

こうなると先進国株式と新興国株式のカゴにたくさんの卵が入って、(相対比率として)債券の方のカゴには卵が少なくなっていきます。もとのコンセプトの25%ずつの配分に戻すためには、債券を買い増しするか、株を売却することになります。この作業がリバランスです。

結局迷うんですよ

いつリバランスをするか?は、いつ株を買って、いつ売るかと同様、悩みます。メンタルが弱い筆者は実行した後、結果が気になって、そして一喜一憂することでしょう。そんな思いをしたくないと考えて、S&P500インデックスファンドにしました。米国株式一本槍ですからバランス取りたくても取れません。

純資産でふるい落とし

ファンドの純資産のチェックも重要です。純資産が多ければ販売元は儲かるわけで、そうなれば繰上償還の可能性が低くなると思われます。長期にわたって投資するためには必要な確認項目です。筆者は50憶円以上を目安にしています。

まとめ

S&P500インデックスファンドを購入するときの判断材料は以下の様になりました。

  • 手数料を最小限に抑えられる選択をする。
  • 日本の銀行・証券会社から購入する。
  • 投資信託で購入する。
  • 純資産は50憶円以上のものを選択する。
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