長期間を意識するために週足グラフを見る習慣を【2023/02/03】

直近の株価の動きが気になり、つい視野が狭くなりがちになります。
そういったときに、長期のグラフを眺めることで視野を広げ、意識を長期に向けることをしたい考えました。
今後、週末に作成し続けたいと考えています。
株価指標
TOPIX

S&P500

オール・カントリー・ワールド・インデックス(ACWI)
参照元:https://www.msci.com/our-solutions/indexes/acwi
「オールカントリー」と称する投資信託やETFのベンチマークに多く採用されているインデックスです。

為替レート
ドル円レート

ユーロ円レート

投資信託 基準価額
eMAXIS Slim米国株式
株価指標「S&P500」をベンチマークとして運用されている投資信託です。

eMAXIS Slim全世界株式
株価指標「ACWI」をベンチマークとして運用されている投資信託です。

先週の経済指標
米ISM非製造業指数と米雇用統計について。
米ISM製造業総合景況指数
製造業企業にアンケートを実施して、回答結果から指数を算出します。
50が中間となっていて、50以上が景気拡大、50以下が景気後退と判断されます。
- 1月の指数は55.2でした。
- 予想は50.5でしたので、結果としては「大きく上振れ」。
- ポジティブな結果なのですが、インフレ上昇を懸念して株は下落。
米雇用統計
主に月初めの金曜日に公表され、市場への影響力としては最大級の指標です。
その中でも関心の高い項目が以下の3点です。
- 非農業部門雇用者数
- 失業率
- 平均時給
結果は、以下の通りです。
項目 | 前回値 | 予想値 | 結果 |
---|---|---|---|
非農業部門雇用者数 | 22.3万人 | 18.5万人 | 51.7万人 |
失業率 | 3.5% | 3.6% | 3.4% |
平均時給(前月比) | 0.3% | 0.3% | 0.3% |
インフレ率上昇に直接影響の出る「平均時給」は、予想通り0.3%でした。
しかし、失業率が3.4%と、アメリカでは記録的な低水準な結果となりました。
IT系企業での人員整理が連日ニュースになっていますが、どこ吹く風です。
内容は、非常にポジティブな結果でしたが、インフレ懸念の為、株は下落しました。
5%近い高い金利下において、経済が過熱している様子もないのですが、指標は良い数値が並びます。
一方、リセッション(景気後退)を煽るニュースが多いですが、未来を知っている人はいません。
今は、どちらになるか下手な予想をせずに、いつもと変わらない生活が求められています。
おススメ書籍
株価低迷時に腰を据えて読んでおきたい本です。
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節約術や市場急落時にメンタルの支えになる情報を発信しています。|50代メーカー勤務、研究開発に従事中。|2004年に投資開始、個別株,信用取引⇒FX⇒リーマン遭遇⇒米国株ETF⇒現在S&P500投資信託eMAXIS Slimをほったらかしで運用中。
千葉県在住。
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