長期間を意識するために週足グラフを見る習慣を【2023/03/10】

直近の株価の動きが気になり、つい視野が狭くなりがちになります。
そういったときに、長期のグラフを眺めることで視野を広げ、意識を長期に向けることをしたい考えました。
今後、週末に作成し続けたいと考えています。
株価指標
TOPIX

S&P500

オール・カントリー・ワールド・インデックス(ACWI)
参照元:https://www.msci.com/our-solutions/indexes/acwi
「オールカントリー」と称する投資信託やETFのベンチマークに多く採用されているインデックスです。

為替レート
ドル円レート

ユーロ円レート

投資信託 基準価額
eMAXIS Slim米国株式
株価指標「S&P500」をベンチマークとして運用されている投資信託です。

eMAXIS Slim全世界株式
株価指標「ACWI」をベンチマークとして運用されている投資信託です。

先週の経済指標
米雇用統計
主に月初めの金曜日に公表され、市場への影響力としては最大級の指標です。
その中でも関心の高い項目が以下の3点です。
- 非農業部門雇用者数
- 失業率
- 平均時給
結果は、以下の通りです。
項目 | 前回値 | 予想値 | 結果 |
---|---|---|---|
非農業部門雇用者数 | 50.4万人 | 22.3万人 | 31.1万人 |
失業率 | 3.4% | 3.4% | 3.5% |
平均時給(前月比) | 0.3% | 0.3% | 0.2% |
「平均時給」は、予想を下回り、「失業率」は、予想を上回りました。
この結果は、インフレが鎮静化している状況を表しています。
しかし、「非農業部門雇用者数」は、予想を上回っています。
インフレがまだ強く残っていることを示唆している?
先月に比べれば、雇用者数は減っているのでインフレは鎮静化している?
市場は、株価下落の反応でした。
先週までは、インフレ鎮静化の兆しが出ると株価は上昇したのです。
今回は、下落しました。流れが変化したように感じます。
インフレ鎮静化よりも、景気の悪化を意識されたのだと感じました。
3/13(月)に発表される消費者物価指数(CPI)とその後の株価動向が、今後の展開を示す重要な要素になりそうです。
今後の見通し
今回の雇用統計は、先月までとは異なった動きの様に感じました。
もし、FRBの利上げが継続され、景気後退が意識されると、S&P500は、再度3400を目指すでしょう。
そうなると、回復は2~3年かかり、上値更新は早くても2025年くらいまで先送りになるでしょう。
積み立ての時間が長ければ長いほど、株価上昇期に大きな果実を得ることが出来ます。
筆者は、何が起きても前向きにとらえ、毎月の積立投資に励むことにします。
おススメ書籍
株価低迷時に腰を据えて読んでおきたい本です。
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節約術や市場急落時にメンタルの支えになる情報を発信しています。|50代メーカー勤務、研究開発に従事中。|2004年に投資開始、個別株,信用取引⇒FX⇒リーマン遭遇⇒米国株ETF⇒現在S&P500投資信託eMAXIS Slimをほったらかしで運用中。
千葉県在住。
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