長期間を意識するために週足グラフを見る習慣を【2023/07/28】

直近の株価の動きが気になり、つい視野が狭くなりがちになります。
そういったときに、長期のグラフを眺めることで視野を広げ、意識を長期に向けることをしたい考えました。
今後、週末に作成し続けたいと考えています。
株価指標
TOPIX

S&P500

オール・カントリー・ワールド・インデックス(ACWI)
参照元:https://www.msci.com/real-time-index-data-search
「オールカントリー」と称する投資信託やETFのベンチマークに多く採用されているインデックスです。

為替レート
ドル円レート

ユーロ円レート

投資信託 基準価額
eMAXIS Slim米国株式
株価指標「S&P500」をベンチマークとして運用されている投資信託です。

eMAXIS Slim全世界株式
株価指標「ACWI」をベンチマークとして運用されている投資信託です。

経済・物価情勢の展望(展望レポート)
日本銀行のホームページで、「経済・物価情勢の展望(展望レポート)」を見ることが出来ます。
大和証券の解説によると、
展望リポートは、実質GDP(国内総生産)成長率と消費者物価上昇率の予測値を盛り込んだ、日銀の金融政策の考え方を整理した報告書で、金融政策運営の判断材料となります。総裁と2人の副総裁、6人の審議委員の合計9人がそれぞれ予測値を金融政策決定会合に提出。上からも下からも5番目に当たる中央値が日銀の「公式予想」と受け止められています。
金融・証券用語解説 [経済・物価情勢の展望]
と、書かれています。
今回のレポートで、消費者物価指数(除く生鮮食品・エネルギー)は、
- 直近(2023年度)の消費者物価指数が、当初予想より上振れする。
- 2024、2025年度においては、1.7%、1.8%の上昇にとどまる。
- 2024、2025年度の予想は従来と変わらない。
と、記載されています。
今回の展望レポート抜粋
項目 | 消費者物価指数 (除く生鮮食品・エネルギー) |
---|---|
2023年度 | 3.2% |
2024年度 | 1.7% |
2025年度 | 1.8% |
前回4月の展望レポート抜粋
項目 | 消費者物価指数 (除く生鮮食品・エネルギー) |
---|---|
2023年度 | 2.5% |
2024年度 | 1.7% |
2025年度 | 1.8% |
筆者は、この結果を見て日銀は以下の様に考えているのではないかと感じました。
- 直近は上ブレしたけど、長期でみれば緩和の継続が必要。
- 上向きつつある日本経済に水を差すことはしたくない。
- インフレリスクはまだ十分に小さい。
専門家が発する情報は千差万別なので、あまり当てにしていません。
一次情報(展望レポートや消費者物価指数などの指標)から、自身がどのように考え、未来を捉えるかが大事なことだと思っています。
なぜなら、他人の意見に右往左往しては疲れるし、ストレスも溜まるからです。
おススメ書籍
株価低迷時に腰を据えて読んでおきたい本です。
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節約術や市場急落時にメンタルの支えになる情報を発信しています。|50代メーカー勤務、研究開発に従事中。|2004年に投資開始、個別株,信用取引⇒FX⇒リーマン遭遇⇒米国株ETF⇒現在S&P500投資信託eMAXIS Slimをほったらかしで運用中。
千葉県在住。
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