長期間を意識するために週足グラフを見る習慣を【日本の消費者物価指数は停滞ぎみ】

直近の株価の動きが気になり、つい視野が狭くなりがちになります。
そんな時は、週足グラフを眺めることで意識を長期に向けることです。
目次
日本の消費者物価指数は停滞ぎみ
先週は、7月の日本の消費者物価指数の発表がありました。
日本の消費者物価指数とは
日本の衣料や食料品など582品目の価格の変化を指数化したものです。
2%が適正とされ、超えるとインフレ、それ未満だとデフレと呼ばれます。
消費者物価指数の結果
2020年基準 消費者物価指数 全国 2023年(令和5年)7月分(2023年8月18日公表)
項目 | 前々回値 | 前回値 | 予想値 | 結果 |
---|---|---|---|---|
総合指数 | 3.2% | 3.3% | 3.3% | 3.3% |
コア指数(生鮮食品を除く指数) | 3.2% | 3.3% | 3.1% | 3.1% |
コアコア指数(生鮮食品及びエネルギーを除く) | 4.3% | 4.2% | – | 4.3% |
- 総合は前回値とほぼ同じ値。
- コアコア指数は、若干の上昇。
- 予想値と同じ値でサプライズ無し。
- 3か月間横ばい。
- 目標である2%は超えている状態。
内訳では、エネルギーが8.7%下落しています。

- 都市ガス:9.0%下落
- 電気:16.6%下落
- ガソリン:1.1%上昇
給与の上昇が伴う2%程度のインフレは長年日銀が望んでいた良い循環です。
「物価上昇は悪」の考えは、長いデフレに慣らされたことが原因です。
この上昇をプラスに捉え、いかに乗り切るのか思考し続けることが大事と思っています。
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TOPIX

S&P500

オール・カントリー・ワールド・インデックス(ACWI)
参照元:https://www.msci.com/real-time-index-data-search
「オールカントリー」と称する投資信託やETFのベンチマークに多く採用されているインデックスです。

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節約術や市場急落時にメンタルの支えになる情報を発信しています。|50代メーカー勤務、研究開発に従事中。|2004年に投資開始、個別株,信用取引⇒FX⇒リーマン遭遇⇒米国株ETF⇒現在S&P500投資信託eMAXIS Slimをほったらかしで運用中。
千葉県在住。
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