長期間を意識するために週足グラフを見る習慣を【S&P500は長期レンジ相場へ】

直近の株価の動きが気になり、つい視野が狭くなりがちになります。
そんな時は、週足グラフを眺めることで意識を長期に向けることです。
米消費者物価指数
先週は、8月のアメリカの消費者物価指数の発表がありました。
アメリカ消費者物価指数
アメリカでの衣料や食料品など約200の品目の価格の変化を指数化したもの。
2%が適正とされ、超えるとインフレ、それ未満だとデフレと呼ばれます。
結果は、以下の通りです。
項目 | 前回値 | 予想値 | 結果 |
---|---|---|---|
消費者物価指数(前年比) | 3.2% | 3.6% | 3.7% |
コア消費者物価指数(前年比) | 4.7% | 4.3% | 4.3% |
コア指数は、全体指数から食料品やエネルギーを除いた値です。
結果は、
- 全体指数は前回値から上昇しました。
- 予想値より0.1%上振れ。
- コア指数は、前回よりも下落。
- 予想値と同じ値。
コア指数は予想通りとはいえ、4.3%と下落しました。
無難に通過し、サプライズ無しです。
長期レンジ相場の形成
S&P500
2021年に4700まで上昇したあと、半年後に3600台まで下落しました。
直近、4500まで上昇しましたが、再度下落基調です。
2025~2026年までのレンジ相場を形成するかもしれません。
今後の振れ幅は、3800~4200かな。
ドル円
2022年に148円まで下落(円安)したあと、3か月後に127円台まで上昇しました。
直近、147円まで下落しましたが、日銀のマイナス金利終了観測で上昇すると思っています。
しかし、上昇が127円で踏みとどまれば、長期のレンジ相場を形成するかもしれません。
振れ幅は、148~127円かと。
TOPIX
日本株の指標であるTOPIXは超長期レンジから上抜けしています。
賃金が上昇し、量的緩和継続なら海外からお金が集まる可能性もあります。
その場合、短期間(1~2年)は、大きく上振れするかもしれません。
株価指標
TOPIX

S&P500

オール・カントリー・ワールド・インデックス(ACWI)
参照元:https://www.msci.com/real-time-index-data-search
「オールカントリー」と称する投資信託やETFのベンチマークに多く採用されているインデックスです。

為替レート
ドル円レート

ユーロ円レート

投資信託 基準価額
eMAXIS Slim米国株式
株価指標「S&P500」をベンチマークとして運用されている投資信託です。

eMAXIS Slim全世界株式
株価指標「ACWI」をベンチマークとして運用されている投資信託です。

おススメ書籍
秋に向け、腰を据えて読んでおきたい本です。
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節約術や市場急落時にメンタルの支えになる情報を発信しています。|50代メーカー勤務、研究開発に従事中。|2004年に投資開始、個別株,信用取引⇒FX⇒リーマン遭遇⇒米国株ETF⇒現在S&P500投資信託eMAXIS Slimをほったらかしで運用中。
千葉県在住。
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