ドル円141円、さらなる円高の心構えを
心構えは必要で、耐えられないと思うなら投資額を少なくしましょう。
さらなる円高はあるのか
筆者は、「あるかどうか」を調べても答えが出ないので、「あるかも知れない」と考えます。
そして、いま持っている500万円の「eMaxisSlim米国株(S&P500)ファンド」が、400万円になるなぁ・・・と考えます。
なぜなら、1ドル 113円位は「あるかも知れない」と思うからです。(141円×0.8≒113円)
そして400万円になった時、右往左往して仕事に手が付かず、食欲も失せる状態になるか?を考えます。
「しょーがないか・・・」と思えれば、ほったらかしにします。
筆者が常に考える事は、S&P500が将来も成長するかどうかです。
一方、為替は2国間の単なる「ものさし」ですので気にしてもしょうがないと思っています。
大きく円高に振れて、含み損になっても、5年すれば元に戻って来たということは良くありました。
仮に為替レートが元に戻ってこなくともS&P500の方が頑張ってくれると考えてます。
「為替は気にしない」の本質
「円」で暮らしている人もいれば、「米ドル」で暮らしている人もいる。
「円」が高くなろうが、「米ドル」が高くなろうが、それぞれ生活している人には、些細な事。
輸入品が高くなったり、安くなったりするんだから些細な事じゃないだろうと言うかもしれない。
しかし実際は、高くなったら買わないだけ。別の品で満足しちゃう。それが庶民。
どーしても為替が気になるなら、両方を持ってしまえばよい。
「円」と「米ドル」。
50%づつ持っていれば、もう為替なんか関係ない。
意識を長期に向けるため、週足グラフを見る習慣を
直近の株価の動きが気になると、視野が狭くなり、気持ちの余裕も薄れます。
そんな時は、週足グラフを眺めることで意識を長期に向けることです。
株価指標
TOPIX
日本の株価指標の一つ。東京証券取引所で取引される企業の内、およそ2200社の加重平均。
S&P500
アメリカの株価指標の一つ。アメリカの証券取引所で取引される企業のうち500社の加重平均。
オール・カントリー・ワールド・インデックス(ACWI)
参照元:https://www.msci.com/real-time-index-data-search
「オールカントリー」と称する投資信託やETFのベンチマークによく採用されるインデックス。MSCI社が企業を選定し定期的に入れ替えを行っている。
為替レート
ドル円レート
ユーロ円レート
投資信託 基準価額
eMAXIS Slim米国株式
アメリカの株価指標「S&P500」に追随するように運用されている日本の投資信託の一つ。
eMAXIS Slim全世界株式
MSCI社の株価指標「ACWI」に追随するように運用されている日本の投資信託の一つ。
おススメ書籍
株式が投資の中で最も効率が良いことを表したグラフです。
解説は下の本で記されています。