2021年のベストカントリーレポート 日本は…
なんと、第2位です。昨年は3位でした。76ヵ国17,000人以上が評価に参加しているランキングです。
Methodology: How the 2021 Best Countries Were Ranked
総合順位(overall) 2位
参照元:According to the 2021 Best Countries Report
78ヵ国中、第2位が日本です。外国から日本がどのように見られているかが書かれていましたので(google先生で)翻訳しました。
世界で最も識字率が高く、技術的に進んだ国の1つである日本は、4つの主要な島からなる東アジアの国です。日本の大部分は山と樹木が茂った地域に覆われていますが、国の約1億2600万人が明らかに都会的なライフスタイルを送っています。長い間隣人の影響を受けてきたこの国は、今日、古代の伝統と西洋の生活の側面を融合させています。
日本国は、その政治的統一を紀元前4世紀後半から5世紀初頭までさかのぼることができます。文明は8世紀後半から12世紀後半に繁栄し、その後さらに何世紀にもわたる軍事政権が続きました。国は1600年代初頭から19世紀半ばまで孤立し、その時点でその港は西に開かれました。
日本は1900年代に壮大な領土の野心を持ち、いくつかの国に侵攻しましたが、第二次世界大戦で敗北しました。 日本には立憲君主制の議会政府があります。皇帝は依然として国民統一の象徴としての称号を保持していますが、選出された政治家が実際の意思決定権を保持しています。
世界第3位の経済大国である日本は、2011年の東日本大震災による製造業の混乱から大きく立ち直りました。この国は、自動車、電子機器、鉄鋼の世界最大の生産国の1つです。サービス部門は、国内総生産と雇用の点で経済の最も高い割合を占めています。
日本は茶道、書道、生け花などの伝統芸能で世界的に知られています。この国には、独特の庭園、彫刻、詩の遺産があります。日本には12以上のユネスコ世界遺産があり、最も有名な料理の輸出品の1つである寿司の発祥の地です。国は多くの形態の武道を開発してきました。その最も有名な伝統的なスポーツは相撲であり、その起源は8世紀にまでさかのぼることができます。
核ミサイル計画をめぐる北朝鮮との緊張の高まりにより、一部の日本の政治家は、国の戦後の平和主義憲法の改正を要求した。北朝鮮の指導者である金正恩の東アジアでの継続的な核実験と脅威により、東京はアメリカがその防衛にコミットしているというワシントンからの保証を求めるようになった。
国内では、日本は世界最高齢の人口と少子化の経済的影響に取り組んでいます。 日本は、国連、アジア開発銀行、世界銀行など、いくつかの国際機関のメンバーです。
総合ポイントは99.1点です。20位までは以下の通りです。
1位:カナダ
2位:日本
3位:ドイツ
4位:スイス
5位:オーストラリア
6位:アメリカ
7位:ニュージーランド
8位:イギリス
9位:スウェーデン
10位:オランダ
11位:フランス
12位:デンマーク
13位:ノルウェー
14位:シンガポール
15位:韓国
16位:イタリア
17位:中国
18位:フィンランド
19位:スペイン
20位:ベルギー
冒険(adventure)28位
サブカテゴリーごとに順位がありました。1つめは、冒険(adventure)です。意味は、旅先として魅力的かどうかということのようです。点数は41.6点でした。
さらに下位カテゴリーがありました。以下のリンクから参照できます。
Japan #2 Overall Rankings
総合点(冒険カテゴリー):41.6点
フレンドリー:56.0点
楽しさ:29.2点
良い観光:78.0点
快適な気候:13.7点
風光明媚:66.9点
セクシー:1.2点
快適な気候:13.7点…不評なのは夏の蒸し暑さですかね。よくわかります。
セクシー:1.2点…何を評価しているのでしょう。意味不明です。セクシーじゃなくてもいいと思います日本人は。
楽しさ:29.2点…youtubeにある動画の外国人はみな楽しそうですが、実態は違うということでしょうか。気になります。
機敏性(agility)7位
主にコロナや人種的不平等、貧困、腐敗、紛争、経済的混乱への対処についての評価です。88.4点と高評価です。外国からはうまくやっているように見えるのでしょうか。
総合点(機敏カテゴリー):88.4点
適応性:43.3点
活動的:76.8点
現代的:99.6点
革新性:92.2点
反応性:86.4点
適応性:43.3点…すぐに決められない国民性のせいでしょうか。若干低いです。
現代的:99.6点…都会の高層ビル内であっても、田舎の農場であっても現代的なルールに沿って誠実(賄賂なし)に事が行われる点が評価されているのだと思います。
まだまだカテゴリーがあります。
文化的影響(Cultural Influence)5位
起業家精神(Entrepreneurship)1位
海外からは、そう見えるということでしょうか。実感がありませんね。
文化的遺産(Heritage)10位
10位という上位の評価は、素直にうれしいですね。
経済的発動力(Movers)6位
このカテゴリーの上位国は、中東とアジアに占められています。秘めたパワーを持っているということでしょうか。
ビジネスの開放性(Open for Business)26位
国力(Power)6位
下位カテゴリーに軍隊の強さがあり、27.7点でした。世界の常識は、自国は自分自身で守れることが良い国になるようです。
生活の質(Quality of Life)13位
社会への目的意識(Social Purpose)20位
SDGsやESG、宗教の自由、人権に関する項目です。78ヵ国中20位は十分上位ですが、今後はさらに上を目指したいカテゴリーですね。筆者は重要分野だと考えています。
個別カテゴリーによる評価
ここまでが、総合ランキングのカテゴリーです。詳しくは、元リンクをぜひ参照してみてください。
According to the 2021 Best Countries Report
上記の総合ランキングとは別に具体的なトピックでの個別カテゴリーランキングも公表されています。
教育に最適な国 7位
子育てするのに最適な国 19位
Best Countries for Raising Kids
女性にとって最高の国 20位
健康的な生活に最適な国 6位
Best Countries for Green Living
感想
総合点では高い評価を得ている日本ですが、改善すべき弱点も多々あります。一方、米国や中国の評価を精査、比較することで時代の趨勢を見ることが出来るかもしれません。
英文ですがgoogle翻訳を活用しながら、ぜひ読んでいただきたいと思います。
PDFにまとまったレポートもあります。
Download Full Rankings 2021(PDF)
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