ここまで好調な2023年、ここからは、
好調な結果で終わるのか
12/1、パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長は、「より均衡している」と発言しました。
「より均衡している⇒物価上昇しなければ利上げは終了」と言ったロジックで株価は上昇傾向です。
一方、過日11/1には、「金利上昇は住宅市場に大きな影響がある」とも発言しました。
話の流れでは「影響が大きいから利上げはしない」ととれるのですが、「影響がすでに及んでいるのですぐには利下げはできない」とも読めるかなと。
住宅価格はすでに上昇しており、住宅の借り入れ賃料も上昇しています。
賃料は長期の契約なので、すぐには下がってきません。価格が高止まりしやすいのです。
「価格が下がらない⇒インフレまだ続くかも?⇒利下げは出来ない」という事で株価上昇は一時的と筆者は考えてます。
今は「利上げが終了かも」で上昇しているだけで、本格的上昇に必須な「利下げ確実」は当面先だと思っています。
意識を長期に向けるため、週足グラフを見る習慣を
直近の株価の動きが気になると、視野が狭くなり、気持ちの余裕も薄れます。
そんな時は、週足グラフを眺めることで意識を長期に向けることです。
株価指標
TOPIX
日本の株価指標の一つ。東京証券取引所で取引される企業の内、およそ2200社の加重平均。
S&P500
アメリカの株価指標の一つ。アメリカの証券取引所で取引される企業のうち500社の加重平均。
オール・カントリー・ワールド・インデックス(ACWI)
参照元:https://www.msci.com/real-time-index-data-search
「オールカントリー」と称する投資信託やETFのベンチマークによく採用されるインデックス。MSCI社が企業を選定し定期的に入れ替えを行っている。
為替レート
ドル円レート
ユーロ円レート
投資信託 基準価額
eMAXIS Slim米国株式
アメリカの株価指標「S&P500」に追随するように運用されている日本の投資信託の一つ。
eMAXIS Slim全世界株式
MSCI社の株価指標「ACWI」に追随するように運用されている日本の投資信託の一つ。
おススメ書籍
株式が最も効率が良いことを示したグラフです。
このグラフが記されているのが下の本です。