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「何を買う」と株の銘柄を探していては勝てない

2024/02/12

新NISAが始まって、じゃあ株をやろうと考えて、「何を買うか?」と思い立ち、検索して銘柄選びをしていては勝てません。相場の格言に「知っている人は言わず、言う人は知らない」とあります。選び方を他人に委ねている時点で「勝利」から離れつつあります。

なぜか?

勝負事で勝ちたいと思ったら、相手の裏を突くことが最も有効な策です。実際、株の相場は「生き馬の目を抜く」程の戦場と例えられ、株を生業とする人を勝負師と呼ぶこともあるくらいです。

そうなんです。株は勝ち負けの世界なんです。

戦い方を見ず知らずの他人から得て「知ったような気持ちになる」こと自体、「かもネギ」な行為と言っても過言ではありません。相手の手のひらで踊ることになるからですね。

なかでもより質の悪い輩は、セールス満載のセミナーや手数料の高いアクティブ投信に誘導しようとしています。誘い文句は「新NISAで数年やれば2倍や3倍もある」です。ここで気づくべきことは、数年で2倍や3倍があるなら同じ確率で半分や1/3もあるってことです。

では、どうすれば良いのか?

答えは、「選ばずに全部買う」です。100円あれば、「全部買い」を出来る仕組みがすでにあります。

これが、これから始める方におすすめできる株の買い方です。

目次
  • 1. 株の銘柄の選び方を他人に委ねてはいけない
  • 2. 銘柄選びで結果を出せるまで時間がかかる
  • 3. 銘柄を選ばず、全部買う
  • 4. 全部買いで効率が良いのは米国株
  • 5. 3分で出来る「全部買い」の方法
  • 6. 20年間続けると負けが無くなる
  • 7. ジャックとジルの話
  • 8. まとめ
  • 9. おススメ書籍

株の銘柄の選び方を他人に委ねてはいけない

今の株の相場は、ものすごいスピードで売買が繰り返されており、かつてあった株価の不整合(割安)などを突いた「確実に儲ける方法」などは皆無となりました。そうでなくとも、確実に儲けられる方法があれば、それを誰にも語らずに黙々と儲けて行けばよいのですから、ネットや雑誌に書いてあるわけがないのです。

繰り返しますが「知っている人は言わず、言う人は知らない」のです。

「言う人」とは、「証券会社」や「銀行」のセールスマンであり、ネットで「この情報で、すぐに倍になる」と語っている人のことです。そして、皆優しそうな人達ですので気を付けましょう。





銘柄選びで結果を出せるまで時間がかかる

株の銘柄の選び方を自分で構築出来るようになるには、大きく損をする必要があります。破産する場合もあるかも知れません。またまた、冗談でしょと思うかもしれませんが、半分くらいは真実です。

株の相場は、

  • 他人よりもたくさん勉強しなくては勝てない
  • 他人を出し抜くために騙し合いがある
  • 他人よりも真摯に打ち込まなくてはならない

と言った場所なんです。

今も語られている「株なんて博打と同じ」は、先の「かもネギ」な人にとっては博打と見分けが付かないからです。相場格言に「自分が何を所有しているかを知り、なぜそれを所有しているかを知る」と言うのがあります。

パチンコや競馬などの博打で勝っている人は、行動の一つ一つになぜそうしたのかを説明できるのだと思います。同様に、株で勝つには「なぜそれを所有しているのか」を自分の言葉で説明できる必要がありそうです。





銘柄を選ばず、全部買う

銘柄の選び方が一朝一夕で身に付かないのであれば、最後の手段「全部買う」を発動させましょう。競馬ですべての組み合わせを買えば必ず当たります。ですが、競馬の胴元が30%の掛け金を徴収するため、この方法で儲けることは不可能です。

しかし、ビックリなことに株の世界では「全部買い」は勝てるのです。この方法を広めたアメリカの投資家であるジョン・ボーグルの格言に「干し草の山の中から1本の針を見つけ出そうとするな。 干し草の山自体を買え」と言うのがあります。

「干し草の山」が株全部のことを指し「1本の針」が当たり株の事です。なぜ、競馬ではダメな方法が株で成立するのでしょう。

答えは、

  • 競馬は70%しか払い戻しが無いので確率では負けが確定する。
  • 株は全体で平均すると100%を超える払い戻しが発生するときがある。

そして、100%超え払い戻しの頻度は、

  • 過去1年ごとに集計した結果、10年のうち 7年が100%を超える払い戻し
  • その7年の内 3年は120%を超える払い戻し

となっています。

※年末に購入し翌年末での結果を調査、調査期間は1970~2023年です。





全部買いで効率が良いのは米国株

過去に上記の驚異的な払い戻しを実現したのは、日本株ではありません。米国株のS&P500に含まれる米国500社の「全部買い」での結果です。S&P500とは、日本でいうところの「日経平均株価」と同じものです。

2023年は 124.2%の払い戻しを成し遂げました。


一方、実は日本株も健闘しています。

  • 100%以上の払い戻しは、10年中 6年
  • その6年の内 2年が120%を超える払い戻し

ただし、好成績だった時期が1970~1989年に集中していて近年は不調です。2023年は120%越えの(久々の)当たり年になりました。

今後も期待できるのは米国株のS&P500です。日本株が全く期待できないことはありませんが、投資効率は落ちると思います。





3分で出来る「全部買い」の方法

「全部買い」は、S&P500の500社の株全部買うことです。まともに1社づつ買っていくと途方もない時間とお金が必要となるでしょう。それをたった3分で実現できる方法があります。

それは、S&P500に連動する投資信託を買うという方法です。しかも、日本円でたった100円から購入することが出来ます。中でも最も多く購入されているのが「eMaxisSlim米国株(S&P500)」という銘柄です。

すでに3兆円の資金が集まるほどの人気ぶりです。

おすすめできる購入方法は、ネット証券会社に口座を作成し、ネット経由で申し込むことです。ネット証券会社では人を介さず注文を受けているため、余計な勧誘や誘導がありませんし、人件費が安いためか売買時の手数料が無料のところが多いです。

この方法で買い注文を行う場合、本当に3分で手続きが完了します。しかも100円以上、1円単位で申し込めます。

売買手数料が無料の証券会社は、「PR」楽天証券 と「PR」SBI証券です。

20年間続けると負けが無くなる

「S&P500に連動する投資信託」が価値を失うには、S&P500内の500社すべての株価がゼロになる必要があります。その様なことは、ほぼ無いと言えますし、20年経っても健在でしょう。

相場格言に「投資の第一のルールは『失うな』。 2つ目のルールは、最初のルールを忘れないことだ」と言うのがあります。株は相場に居て(投資して)待つことが出来た投資家に微笑みます。特に精神的に辛い「株が低迷しているときに待つことが出来た投資家」により微笑みかけてくれます。

「株式投資 第4版」ジェレミー・J.シーゲル著 によると、「500社全部買い」を20年間保有すると、年利で+1.0%~+12.6%になると説明されています。これは負け(マイナス)が無いという事です。中間値で6%くらいは期待してよさそうです。

「株式投資 第4版」ジェレミー・J.シーゲル著 から引用

※筆者が信頼できると判断した情報および資料等に基づいておりますが、その情報の正確性、完全性を保証するものではありません。また、作成基準日現在のものであり、将来予告なく変更されることがあります。これらの情報によって生じたいかなる損害についても、筆者は一切の責任を負いかねます。





ジャックとジルの話

銀行預金の年利0.1%がもしも今後20年続いたとすると合計2%の利益となります。一方、S&P500インデックス投資は破綻の恐れがほぼ無く、損失の可能性も低い投資方法でありながら、年6%の平均複利⇒20年で3.2倍の可能性を秘めています。

アメリカでの逸話に「ジャックとジルの(投資)話」と言うのがあります。

話を要約すると、弟ジャックは1年あたり50万円を18歳〜25歳までの8年間投資しました。姉ジルは同じ金額を26歳~65歳の40年間投資しました。65歳時点でどちらの方がお金が増えているでしょうか?という話です。

話の流れの通り、たった8年間のみ投資した弟の方が、その後40年間投資した姉よりも多くの資産を持っていたという結論です。前提として複利金利9%が必要ですが、資産は1億7千万円ほどに膨らみます。

ここで、言いたいことは「早く、長く投資を行う」が重要だということです。

まとめ

  • 株の銘柄の選び方を他人に委ねてはいけない。
  • 選び方を得るには、高い授業料を支払うリスクがある。
  • 最善解は「選ばず全部買う」ことです。
  • 「全部買い」をして長期間(20年)保有するとリスクが減ります。
  • 投資は早く始めるだけでとても有利になる。

おススメ書籍

株式が投資の中で最も効率が良いことを表したグラフです。

株と債券の比較

解説は下の本で記されています。

「PR」長期投資で成功するための必読書「株式投資 第4版 ジェレミー・J.シーゲル」総合評価4.3 試し読み有り
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節約術や市場急落時にメンタルの支えになる情報を発信しています。|50代メーカー勤務、機械設計に従事。|2004年に投資開始、日本個別株,信用取引⇒FX開始⇒リーマン遭遇⇒撃沈退場⇒日本株ETFで復帰⇒バランス投信⇒現在S&P500投資信託eMAXIS Slimをほったらかしで運用中。

千葉県在住。
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