投資信託S&P500インデックスファンドの買い時は☆

2021-02-09

長期投資とはいえ、安い時に買うべきなのは良くわかります。じゃあ何時いつが安い時なのでしょうか。

今の価格が割高か割安かわかる人はいない

経済評論家は、論理的に指標などを駆使して割高なのか割安なのかを指示さししめしてくれます。しかし、その評論家の想定を覆して上がり続けたり、下がり続けたりして、論理とは違った方向へ行ってしまうこともあります。その時、評論家は発言に対し責任を取ってはくれません。そうなのです、誰もこの先上がるか下がるかわからないのです。わかっている人はどこにもいないのです。

欲しい時が買い時でよいのか

新しいスマホやパソコンを「欲しい時が買い時だよ」なんていうCMなんかに騙されて買ってしまっても案外、ご満悦だったりします。でも、買ったばかりの投資信託が値下がりしたら気分は最悪ですよね。では、確実に安い時に買うぞと思って現金を握りしめ、相場と「にらめっこ」をしていては、金儲けに毒されて自身の自由な時間を失っているような気持になります。そうならないためにもスマホやパソコンと同じく、欲しい時にポチっと買ってもいいのでしょうか?

「高値つかみ」は本当に高値でつかんだのか?過去データから検証

相場の高い時に買ってしまい、その後相場が下がり、含み損を抱えることを「高値つかみ」と言います。でも相場が順調なら、「高値つかみ」も一瞬で解消してしまい、すぐに利益が出始めることもあります。そのあたりのことを過去データーを使って検証したいと思います。米国のS&P500指数でやってみました。データーはMacroTrends Historical Dataから入手しています。

上のグラフは、S&P500指数のチャートです。およそ100年間、おおむね右肩上がりを続けてきたわけですが、所々急落している場面が見受けられます。この前後で「安く買えた人」と「高値つかみをした人」の2通りがいるわけです。でも、渦中にいるときはそんなことわかりません。何年か経ってから、あの時が最安値だったと振り返ることが出来るのです。

高値でつかんだら元に戻るまでどのくらいかかるか

一番、悲惨な結果だったのが大恐慌前の高値で買った人です。1929年8月に買って、急落し元に戻ったのが1954年の8月です。25年間報われなかったわけです。ですが、逆に25年待てる人ならもう怖いものなしとも言えます。もっとも、過去から未来を正確に予測できるわけではありませんから保証は全くありません。

リーマンショックはどうだったのでしょうか。2007年12月に買って、急落後、2013年1月に戻っています。5年かかりました。大恐慌の5分の1です。実際は、年4回ほど配当が出ますのでもっと早い時期に含み損が解消していたと思います。これを踏まえ、筆者は5年間以上使い道のない余裕資金でじっくり持ち続ける戦略を取るつもりで投資に臨んでいます。

買付してから10年後の利益率を調査

1927年~2010年の各年の年末にS&P500インデックスファンドを買付して、その10年後に売却したら利益率ははどうなったのかを調べました。結果は以下のようなグラフになります。

大恐慌前、1970年頃、ITバブル崩壊直前で購入した場合、損益になったようです。それ以外は利益が出ています。10年で300%越えもありました。

買付してから20年後の利益率を調査

10年後と同じく、各年の年末に買付し、その20年後に売却したら利益率ははどうなったのかを調べました。結果は以下のようなグラフになります。

1980年頃に購入すると、2000年頃には10倍以上になっていました。一方、20年経ってもマイナスだったのは、大恐慌直前のみとなりました。20年という月日は、確実に投資家の味方になってくれていたようです。

このグラフを見て筆者は、いつ買っても大丈夫と考え、心の支えにしています。当然、未来は予測不能ですので今後もこの通りになるとは限りません。

15年や30年など色々な年数で調べたいなら、S&P 500 Return Calculator, with Dividend Reinvestmentで計算できます。

まとめ

これらは筆者の主観的な考えであって、未来を保証するものではありません。投資信託S&P500インデックスファンドは元本保証ではありません。

  • もし、過去にS&P500インデックスファンドがあれば、いつ買っても20年後には高い確率で利益が出ていた。
  • 買付後、相場が下落しても、相場が反転して上昇するまで長期間持ち続ける。
  • 買付後、ひたすら保有していられるよう、心の支えにこのグラフを時々眺める。
  • 買ってすぐに相場が下落しても気にしない。そんな時は一生懸命仕事することにする。
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