「悩む」と「考える」の差は大きい
いまはバブルだから早く売った方がいい…、いやいやバブルに乗らなきゃ大きく勝てないでしょ…はたしてどっちが正解なの?悩ましい問題ですよね。
悩むことは時間の無駄づかい
「悩む」、「悩ましい」、「どうすればいいのだろう」…、困難に直面すればみんな悩みます。じゃあ、悩み続ければ困難な状況は解消するのでしょうか?。実際、悩んでいても解決しないことは薄々感じていても、思考停止に陥っていてダラダラ悩み続けてしまうことはよくある話です。そう、悩んでも解決はしません。
到達点(ゴール)を決めましょう
「10年で2000万円貯めます」とかいうヤツです。最初はざっくりでいいと思います。(この例の場合)次に、なぜ10年なのか、なぜ2000万円なのかを「考えます」。ざっくり決めた事でも案外、理由はあるのもです。これを一生懸命、頭をフル回転して理由付けします。
「10年後、60歳定年を迎えて定期的な収入がなくなるから」とか、「ニュースで老後は2000万円必要と言っていたから」とかでOKです。このように到達点を決めた後、また悩むようなら再度、到達点を決め直しましょう。
課題を抽出します
「10年で2000万円貯める」ためには、2000万円を120か月で割り算し、得られた166,667円を毎月貯金すれば達成できます。あとは、16万円を毎月貯金できるかを「考え」ればよいのです。節約を考え、実行し、残ったお金を貯金するだけです。方法は、貯金だけでなく投資といったことも考えられます。このように課題を具体的な行動に変換することも「考える」ことのひとつです。「悩む」だけでは得られません。
投資が目的になっていないか
今回の場合、課題を解決するために、お金を入手するために、投資があるのです。投資を趣味で行うわけでないのですから、実行は計画的に進めたいです。ここで冒頭の「今売るべきか」、「まだ持つべきか」を悩むことは計画的でしょうか?。売買の良し悪し…そんな先のこと誰も判らないことは、みんな知っています。
手段は効率的なのが一番
普段、洗濯、掃除、食器洗いは楽で効率的なのが一番ではないでしょうか?乾燥機付き洗濯機、ルンバ、食洗器が開発され、爆売れしてきた歴史があります。課題解決のための投資も、こうあるべきだと筆者は考えています。誰も判らない売り時、買い時に悩むのは時間の無駄と考えています。
考えた結果、ほったらかし
判らないなら、ほったらかしにしていいのかを検証したのが以下の記事です
10年以上の長期投資であれば、買ってほったらかしでも、10年後含み損になる確率は低くなります。しっかり調べて納得した上で投資を行えば、下落相場の中でもどっしり構えられます。「わからないから何もしない」とは違います。
まとめ
- 「悩む」ことは何も解決できず、ただ時間を浪費する。
- 到達点(ゴール)を決めることで課題の解消が始まる。
- 一生懸命「考える」ことで、課題を行動に置き換える。
- 売買の良し悪しは後にならないと判らない。
- 投資しても大丈夫かしっかり調べて、納得していれば「悩むことはない」。
- もし「悩み」始めたら、到達点(ゴール)を決めるとこに立ち返る。