バランスファンドを買わない理由

2024/02/07

バランス

バランスファンドは手数料が高いです。そして要らないものも入っている福袋のようなものです。少々辛辣ですが、長期で(今も)バランスファンドを所有し続けて得た、おすすめしない理由です。

株式と債券を組み合わせる程度でしたらバランスファンドを買わずに「株式のみのファンド」と「債券だけのファンド」の2つを個別に買う方が手数料が安く、臨機応変に割合を変えることが出来ます。

投資信託(ファンド)の種類

投資信託(ファンド)の種類には、S&P500インデックスファンドのように「特定のカテゴリ(株、債権など)」と「特定の地域(米国、全世界など)」の組み合わせに連動する物と、「複数の地域」と「複数のカテゴリ」を程良く組み合わせている物(以下バランスファンド)があります。

一般的に言われている格言に「すべての卵を一つのカゴに盛るな」があります。これは株や債券そして地域を分散し、バランスよく投資しましょうということですが、バランスファンドはこの格言に沿ったコンセプトで作られています。

このバランスファンドが投資を行う上で最良と考える人も多いと思います。

銘柄投資対象(カテゴリ)
S&P500
インデックスファンド
米国株式のみ
バランスファンド先進国株式、先進国債券、
新興国株式、新興国債券、
リート、金、その他

バランスファンドはおすすめしない

筆者が重要視する「ほったらかし投資」には、一見「バランスファンド」の方が良いように思えます。ですが筆者は「S&P500インデックスファンド」のみに積立投資しています。(昔買ってしまったバランスファンドはそのまま持ち続けています)

その理由とは、

  • 株へ投資することが最も効率的である(と思っている)
  • バランスファンドは手数料が高い。
  • バランスファンドは中のカテゴリを入れ替えできない。

筆者は「すべての卵を一つのカゴに盛るな」という格言を無視し、米国株式にのみ投資しています。その理由は最も早く利益が出る(と思っている)からです。米国株式への投資信託ですので500社に分散されてはいます。

株と一緒に「債券」や「金」や「リート」がセットになっているバランスファンドは「帽子から靴下までセットで入っている福袋」のようなもので、一部だけ入れ替えたくても出来ないのです。

人それぞれ、様々な投資の考え方に(帽子から靴下まですべて)ぴったり合うバランスファンドがあれば良いですが、なかなか無いのが現実です。





リバランスの必要性

バランスファンドに投資した場合、その中のカテゴリの比率が均一なものが多いです。例えば「株と債券とリートに3等分投資する」といった感じです。しかし、時間の経過とともにそれぞれの値動きによってこの均等だったバランスが崩れてきます。この様なとき、バランスファンドの運営者はリバランスを実行します

リバランスとは

仮に、株式と債券、リートの3つに3等分で投資を行うバランファンドがあったとします。株式が絶好調で非常に高騰した場合、「株50%、債券25%、リート25%」といった具合にバランスが崩れていきます。

こうなった時に、株式を売却し、得た現金で債権とリートを買い増して、比率を3等分に戻すことです。

なぜリバランスをするかと言うと、

  • 値動きがマイルドになり、リスクが低減する。
  • 株式、債券、リートのどれかが値上がった時に利益を逃さない。

ざっくりですが、このような理由です。

一方で投資した資産が3等分されているので利益が1/3になるというデメリットがあります。2013年~2023年の10年間のように株の独り勝ちが続くと、リバランスをしない方が利益が上がります。

カテゴリ利幅
株式(S&P500)2.7倍
債券(米国総合債券ファンドAGG)1.1倍
リート(S&P先進国リート指数)1.2倍
S&P500 10年チャート

米国総合債券ファンド AGG 10年チャート

S&P先進国リート指数10年チャート

リバランスは、リスクを低減してリターンを程よく得られることを目的としていまが、ここ10年の「株の一強」となるとその必要性は霞んでしまします。とはいえ、筆者はリバランスはわりと重要な事と考えています。

筆者が重要視するリバランスとは、現金と投資資金(株式など)の比率についてです。株が値上がりして投資資金の比率が上がると「この株価が半分になるとダメージ大きいなぁ」と言った感じで不安になるからです。

筆者が行うリバランスの方法は、毎月の積み立て金額を調整して手元に残す現金を増減させます。時間がかかりますが、投資した資産を売却(税金がかかるので不利)せずに実施できるのでこのようにしています。

一般的にはこれら、株、債券、リート、および現金との持ち分比率のことを、アセットアロケーション(資産配分)と呼んでいます。筆者は「株と現金のバランス」を維持することでリスク回避しています。今は、株式5:現金5の比を目標にして運用してます。





いつ、リバランスをするのが良いのか

株を売買してリバランスする方法は直接的で素早く均等になるので悪くない方法と思います。しかし、いつ株を買って、いつ売るかと悩みます。

メンタルが弱い筆者は実行した後、結果が気になって、そして些細なことに一喜一憂することでしょう。そのような気持ちの浮き沈みなどしたくないと考えて、株を売買せずに積立金の調整でバランスを取る方法にしました。

もし、S&P500インデックスと日本国債を50%:50%の比率で自動的にリバランスし、安い手数料で運用できるバランスファンドがあれば買ってもいいかな。バランスをとる手間が減るので。

でも、日本国債を持つために信託手数料を支払うのはナンセンスかも。

主題から逸れるが、現金の比率を50%取る理由はわりとシンプルで、株価が半減(50%ダウン)しても、自分の資産は25%ダウンで済むからです。過去の経験で資産の30%程を短期で失うと、筆者は精神的にそわそわし始めます。株価半減は時々起こると考えていて、これに備えるため 50%ルールを守っています。

資産配分

おススメ書籍

株式が投資の中で最も効率が良いことを表したグラフです。

株と債券の比較

解説は下の本で記されています。


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