これから投資を始めるときに知ってほしいこと

老後のために2000万円貯めてください。なんて…
そんなこと言われても困ってしまう。
でも、貯めないと豊かな老後が送れない。焦ります。
今更、投資と言われても間に合うのか、もう遅いのか、わからない。
株式投資は、危ない、ロクなものじゃないと教わったのに、国から推奨されるなんて。
しぶしぶ調べてみたらNISA、インデックス投資、ポートフォリオと知らない単語ばかり。
と、途方に暮れている人に向けて、お手伝いできたらと思っております。
ぜひ、続きをご覧ください。
投資を始めるときに知ってほしいこと
日本の株式投資の実態
なぜ、日本人は投資に対して腰が重いのか。
それは、株式投資で儲けている人が身近に居ないからだと思います。
ネットで大儲けをしている人は見かけても、近所で儲けている人を見たことがない。
なぜ見ないのか。
それは儲けても、それを見せびらかしたり、自慢する人がいないからです。
そして、日本の株式に投資しても儲からなかったからです。

グラフは、日本の企業225社の平均株価の推移です。
日経平均株価と呼びます。
左端が1990年で、28,000円前後の株価です。
右端が2021年で、30,000円前後の株価です。
30年で2,000円、率にして7%程度上昇したに過ぎません。
しかも、その途中は、ずっと低迷しています。
持っている株が買った時よりもずーっと低い価値でしかなかったのです。
現金をタンスに仕舞っているのと変わらないといっても過言ではありません。
アメリカの株式投資の実態
一方、これから投資先にお勧めしたいのが、米国株です。

アメリカの企業500社の平均株価の推移です。
S&P500指数と呼びます。
左端は、1981年で、124.00だったものが、40年で4,500超まで上昇しました。
率にして12倍です。
アメリカの人たちは、株式は時に下落するが、長期では上昇するものと捉えています。
なので、余剰金(すぐに使うことが無いお金)を使って株式に投資するのです。
インデックス投資のすすめ

もし、投資を始めることを決断したならば、米国株に投資することをお勧めします。
手順は…株を買うために日本円をドルに両替をして…と、数年前でしたらとても大変でした。
今は、非常に簡単に日本円で米国株を買うことが出来ます。
では、米国株の何に投資するのでしょうか。
ここでお勧めするのが、S&P500のインデックス投資です。
わからない単語が出てきました。
ひとつづつ説明します。
S&P500とは

米国の代表的な株価指数で、日本での日経平均株価と同じものです。
S&P500は、アップル、マイクロソフト、テスラ、アマゾン、グーグルを含む500社の株価の平均値です。
年に4回入れ替えが行われ、業績が悪くなった企業は都度排除されます。
万が一、1社倒産しても、影響は1/500ですので、安心です。
インデックス投資とは

S&P500の平均株価指数のことを S&P500のインデックス(意味は指数、指標)と呼びます。
インデックス投資とは、指数、指標に投資することを意味します。
さて、株価の平均に投資することはできるのか?
はい、できます。
指数をあたかも株のように売買できるようにした金融商品が販売されています。
詳細は割愛しますが、S&P500のインデックス投資には、世界中から数十兆円購入されています。
日本円で購入できるS&P500インデックス投資は、eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)という商品です。
投資を始める前に準備するもの
最寄りの銀行へ行ってはいけません
いざ、投資を始めようと思っても、どこに行ったらよいか。
ここで、間違っても最寄りの銀行や郵便局に行って相談してはいけません。
先の eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) は、銀行にとって儲けが少ないので、必ず別の商品をお勧めされるでしょう。
日本人が株式投資で儲けることが出来ない原因の一つが、実店舗のある銀行、郵便局があまりにも粗末な金融商品しかお勧めしないことです。
つまり、銀行や郵便局が儲かる商品を勧めてくるのです。
手数料を安く抑えるのが儲けるための近道
手数料を抑えるために、
①売買時の手数料の安い証券会社を選ぶ。⇒ ネット証券を利用する
②維持手数料の安い金融商品を選ぶ。⇒ eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) を選ぶ
ことが、大事です。
S&P500インデックス投資についての記事がありますので、参考にしてください。
証券会社に口座を開設する
口座を開設したら、投資を始める必要がある…ということはありません。
口座を開設したけど、しばらく様子を見たい…まったく問題ありません。
そして、口座の開設を申し込んでも、投資が出来るようになるまで最短で2,3日はかかります。
まず、口座の開設を申し込んでしまいましょう。
投資するかしないかは、後から考えても間に合います。
おすすめの、証券会社3社
SBI証券 口座開設ページ 売買手数料が安い
楽天証券 口座開設ページ 口座開設数がNo.1
LINE証券 口座開設ページ 操作性が抜群
なぜおススメなのかを解説したページがありますので参考にしてください。
口座開設までの手順をまとめた記事がありますので参考にしてください。
まとめ
・日本株は30年間上昇していない。今後は日本だけでなく米国や欧州、新興国も投資の対象に加えることが必要です。
・米国株は40年で12倍の実績がある。一時的に下落することがあるが長期(15年以上)であれば常に上昇してきた。
・米国の優良な会社500社の株を分散して購入することが出来るインデックス投資がおすすめです。
・安い手数料で、かつ日本円で米国株を購入することが可能になり、投資しやすくなりました。
・お勧め証券会社は、SBI証券、楽天証券、LINE証券
の3社です。
・とりあえず、という気持ちで証券会社の口座開設を行ってもかかる費用はゼロ円。そのあと使わなくても問題無し。
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節約術や市場急落時にメンタルの支えになる情報を発信しています。|50代メーカー勤務、研究開発に従事中。|2004年に投資開始、個別株,信用取引⇒FX⇒リーマン遭遇⇒米国株ETF⇒現在S&P500投資信託eMAXIS Slimをほったらかしで運用中。
千葉県在住。
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