日本株のPER平均推移をグラフにしてみた
日本株(プライム市場)のPER(株価収益率)の時系列データを入手しグラフにしてみました。現状が割高なのか割安なのか知りたい時に使えるPERのデータをダウンロードできる先を紹介しています。
入手元は「日本取引所グループ」
日本のPERの履歴データを入手できる所は「日本取引所グループ」です。

トップページ左の「マーケット情報」→「統計情報(株式関連)」→「その他統計資料」とたどり、「規模別・業種別PER・PBR(連結・単体)一覧」を選ぶとダウンロードできるページになります。

新たに表示されたページの中段にある「長期データ(総合)」から、2022年4月~現在までの履歴データを得られます。それ以前のデータは、「2013年~2019年(PDF/Excel)」および「1990年11月~2012年(PDF)」のリンクから入手可能です。
2012年末までは東証一部と二部、2013年1月~2019年12月までは東証一部、二部、マザーズ、2020年1月~2022年3月までは東証一部、二部、マザーズ、JASDAQ、2022年4月からはプライム、スタンダード、グロースのデータが含まれていました。
日本のPERの計算要領と公表日時
計算に用いているのは各会社の決算期末の実績値であり、上記のデータに反映されるタイミングは各会社の決算期の3カ月後の月末(3月末決算であれば6月のデータに反映)
毎月のPERデータが公表される日時は、毎月第1営業日 午後1時です。
PERとは
PERは「株価収益率」と呼んでいます。
以下の式で計算します。

この式にある EPSは以下の式で計算します。

PERは15~20倍が適正とされていて15倍未満なら割安株、20倍を超えたなら割高な株と判断するのが一般的です。
PERのグラフ(チャート)
連結の加重平均の値を使ってグラフ化しました。
計算式は、PER=時価総額合計/当期純利益合計
です。
東証1部→プライム市場のPER推移(加重平均)

| 日時 | PER |
|---|---|
| 2025/12 | 18.9 |
| 2025/11 | 18.8 |
| 2025/10 | 18.6 |
| 2025/9 | 17.5 |
| 2025/8 | 17.2 |
| 2025/7 | 16.5 |
| 2025/6 | 16.0 |
| 2025/5 | 17.3 |
| 2025/4 | 16.5 |
| 2025/3 | 16.4 |
| 2025/2 | 16.6 |
| 2025/1 | 17.2 |
| 2024/12 | 17.2 |
| 2024/11 | 16.5 |
| 2024/10 | 16.7 |
| 2024/9 | 16.4 |
| 2024/8 | 16.8 |
| 2024/7 | 17.3 |
| 2024/6 | 17.4 |
| 2024/5 | 19.9 |
| 2024/4 | 19.9 |
| 2024/3 | 20.2 |
| 2024/2 | 19.5 |
| 2024/1 | 18.6 |
直近の傾向
2024年6月から16~17台をキープしており割安とも割高ともいえない状況が続いていています。一方の株価はグングン上昇しており、強気派と弱気派がせめぎあっている感がありますね。
株価を形成している(上昇させる)源泉は、企業の純利益です。これの推移を見てみましょう。

日本取引所グループ 規模別・業種別PER・PBR(連結・単体)一覧から引用
決算短信情報を元に計算されているため、遅行指標(確定値)となりますが、順調に伸びております。PERと共に純利益の推移を合わせてチェックすると今後の備えになるのではないかと考えています。
筆者は、仮に純利益が下がったとしても、「株価が伸び悩むことになるから、今後株価チェックは控えよう」と考え、再び上昇する時まで、ひたすら耐えると思います。また、インフレ局面では物価上昇分は株価にも織り込まれて上昇していきますので、現金化して貯金で持つより有利と考えています。
おススメ書籍
株式が投資の中で最も効率が良いことを表したグラフです。

解説は下の本で記されています。












